どうも、こんにちは。
いとらーです。
突然ですが、あなたはターゲットやターゲティングという言葉を聞いたことがありますか?
ビジネスのマーケティング用語としても使われているので一度は耳にしたことがあるかもしれません。
このターゲットという言葉は意味も何となく分かっている人も多いと思います。しかし、それをいざ使うことができているかというと、結構ブレている人も多いのではないかなと思います。
また、ブログでは設定できていてもtwitterなどのSNS運用との連携においてはブレていることもあります。
そこで、今回この記事ではターゲットについてお話しようと思います。
そもそもターゲットってどういう意味?
まずは、ターゲットの意味について説明しますね。
聞いたことはあるけど、具体的な意味はよくわからないという場合もあるかと思うからです。
ターゲットとは、サービスや商品の受け手、ユーザー像のことを言います。
ターゲティングとは、そのターゲットを選ぶこと、決めることを意味します。
例えば、マッサージ屋さんを例に取れば、
30~50代の男性、デスクワークが中心で肩が凝っているサラリーマン
これがターゲティングの対象像になります。
このようなマッサージ屋さんのお客さま像のことをターゲットと言います。
これを決めると、マッサージ屋さんのサービスの内容を決めやすくなります。
例えば、肩が凝っている人が対象になるため足のマッサージは少ないだろうなとかサラリーマンが中心だから会社が終わった後に来店する人が多いだどうなとかお店は駅の近くやオフィス街に作った方がいいだろうなとか具体的に商売の進め方を決めやすくなります。
なので、ターゲティングは非常に重要だと言われています。
ペルソナとターゲットの違いは?
少し話が脱線してしまいます。
よく同じような言葉としてペルソナという言葉が出てきます。
これも大きな枠組では、ターゲットと同じで、サービスや商品の受け手のイメージのことを言います。
しかし、一般にペルソナの方がターゲットよりもそのイメージ像が明確だと言われています。
例えば、先のマッサージ屋さんの例で言うと、ペルソナの設定はこのようになります。
年齢は45歳で結婚して妻が一人、小学生の子供が一人いる。また会社では、中間管理職についていて、上司と部下の間に立ち神経をすり減らしている。家では、家事や子供の塾の送り迎えなども積極的にこなしている。加齢により次第に体力の衰えを感じ初めて仕事でも若い頃より疲れやすくなっている。趣味は家と会社の行き帰りの電車でやるスマホゲームと休日たまに息子とやるサッカーくらい。
といった感じで実際に目の前に存在するかのような具体的な人物像を描きます。
このようにイメージすると、この人物に対してどのようにアプローチをかければマッサージのサービスを受けてもらえるか考えやすくなります。サービスの設計をしやすくなる訳です。
実際このような男性に対してはもちろん肉体的な疲れもさることながら精神的なものからくる肩こりも考えられるでしょう。そのような場合にはヒーリング効果をサービスに混ぜると良い反応が得られる可能性が上がるだろうとか来店時間が短い時間しか取れないだろうとか予想をしやすくなる訳です。
このように、ペルソナはターゲットよりもより具体的な像を描きます。
ターゲティングをした後にブレないようにするのは難しい
このようにターゲットやペルソナを決めてもそれを実際に固く守ってサービスを展開するのは非常に難しいものです。
マッサージ屋さんにしても男性だけでなく女性もいますし、若い人も老人もいる訳です。
現在は非常に人の個性というものが細分化されていて、ターゲットやペルソナを細かく決めれば決めるほど対象となる人の数が減ってしまいあまり儲からないのではないかと心配になるのです。
そうなるとターゲットをもっと広げて曖昧にしてしまえば良いのではないだろうか?
と思うのですが、そうなると逆にサービスの内容がぼやけてしまって誰も来ないお店になります。
もっとターゲットを絞ったお店があった場合には、「あ、僕はこちらのお店の方が合ってそうだな」と思われてあなたのターゲット層が広い曖昧なお店からは足が遠のいてしまうからです。
なので、ターゲットはある程度限定的に決めてしまった方が良いです。
昨今フィットネスクラブで流行っているのがカーブスという中高年の女性専用フィットネスです。
フィットネスと言えば、筋肉を鍛える若い人を中心にした方がたくさんの人に来てもらえそうですよね。
それをあえて中高年の女性限定にしてみたら繁盛したそうです。この差別化する戦略が見事に当たったようです。
これもターゲットを広くとっていたらこのようなサービスは生まれなかったに違いありません。
だから、ターゲットは限定的に。
ターゲティングはブログでもSNSでも明確に
このようにターゲティングは欲が出てしまうとブレがちになります。
これは、ブログやSNSといったネットでのビジネスでも同様です。
特にブログやSNSは誰でも見ることのできるインターネットで行われるものなのでターゲットを広く取りたい欲求が出てきやすいです。
しかし、インターネットはリアルなお店以上に誰でもできてしまうが故にサービスの提供者も多種多様になっています。
その多種多様な中からユーザーは見るものや受けるサービスを選んでいるので曖昧なターゲティングでは誰も来てくれません。
だから、インターネットほどターゲットは明確にした方が良いでしょう。
そして、最も難しいのがブログやSNSなど複数の発信の場所を活用する場合、その媒体の間でもブレが生じないようにすることです。
ブログでは、きっちりと30代、40代のビジネスマン向けてに記事を書いているのにツイッターになると自分の趣味のアニメのことを呟いたり、グルメの画像をあげたりしてしまうことがあります。
きっとこのようなことは誰しも経験があると思います。
しかし、ビジネスの情報を得たい人がターゲットなのにただ単に肉の画像をあげてもあまり反応はないはずです。
もしも肉の画像を上げるのなら少しでも良いからビジネスに絡ませた話を混ぜてビジネス向けの話にすべきです。
例えば、今回食べた牛タンは最近値段が上昇していて入手が困難になっている。それは、中国が牛タンの旨さに気づいて牛タンが中国に流れているからだ。
といったビジネスの話を絡ませたりすると良いのではないでしょうか。
人はあなたをビジネスの説明をしてくれる人と認識したらそういう情報をあげないと良い反応をしてくれないものなのです。
もちろん、うまい肉を食べたのでついTwitterにあげたくなる気持ちはとても分かります。しかし、それは無益的記載事項で、要は何の意味もなさない時間の無駄使いになる可能性があるのです。
それでは勿体無いので、なんとかSNSの方も自分の土俵に持っていって物事を語るようにすると反応率が上がります。
私もせどりのTwitterをやっていますが、せどり以外の呟きをすると途端に反応率が下がります。フォロワーは肉の画像なんか求めていないのです。いかに良い商品を仕入れたかといった話がフォロワーは大好物なのです。
自分でそういう現象を経験するとブログやSNSでのターゲティングのズレを感じることができると思います。
まとめ
ブログやSNSをやり出したばかりの時にはあまり実感がないかもしれません。
また、初めの段階ではブログよりもTwitterの方が反応を体感しやすいです。
ある程度フォロワーもついてくるようになるとツイートの内容によってインプレッションにだいぶ差があることが分かるようになると思います。
インプレッションの高いツイートがあなたのメインターゲットです。
それが見えてきたらそのターゲット向けのツイートを繰り返しましょう。
そうすると無差別にツイートするよりもフォロワーの伸び率が高くなると思います。
これは、実際に自分で何度もやってみて反応を分析しながらやっていくしかありません。
やり出すと結構面白いのでターゲット分析是非やってみてください。
それでは!
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